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プロボノでWEB制作!サービスグラントから参加依頼のメールが届く

NPOじょむのウェブサイト

サービスグラントから、プロボノのPMをやって欲しいというメールが届いた。WEB制作だ。

サービスグラントとは?

このサービスグラントは「支援を求めるNPO団体」と「スキルを持ったプロボノ希望者」をマッチングするNPO団体。支援したい人とプロボノワーカーというそうだ。

社会課題を前に、誰もが行動を起こすことのできる機会が、すぐそこにある。多様なそれぞれが互いの違いを尊重し、可能性を活かしあいながら当たり前に協働できる。それが、私たちが考え、私たちが目指す、「社会参加先進国」です。

サービスグラントとは

去年にプロボノのイベントに参加して、サービスグラントにスキル登録していた。もう半年以上経っているので、すっかり忘れてた。

プロボノとは?

プロボノとは、ビジネスパーソンや専門家がスキルを生かして社会貢献すること。僕の場合は、WEB制作のスキルをボランティアで提供するんです。

サービスグラントのWEBサイトでは、「スキルを生かしたボランティア」と記載されている。最初は、プロボノの言葉の意味も分かってませんでした。

メールにはNPO団体の情報が記載されている。興味シンシンで読み始める。

セクハラ問題のプロジェクト

担当することになったのは、特定非営利活動法人 サポートハウスじょむ

サポートハウスじょむは、性暴力やセクシュアルハラスメントの被害にあった女性たちが昼間安心して過ごせるスペースを提供することを目的として、2002年10月にオープンしました。

メールを読みながら、正直な第一印象は微妙な気持ちだった。

はっきり言うと、セクハラ問題には関心はない…。

引き続き、メールを読み続ける。団体の活動概要やプロジェクトメンバー案が細かく書かれている。そして、添付ファイルには、サービスグラントがヒアリングした内容が書かれていた。

プロジェクト体制は僕を含めて5人

やることはWEB制作。サイトのリニューアルだ。メンバーの稼働は1日1時間の想定で、プロジェクト期間は半年

参加の可否を返信しないといけないのだが、悩む。かなり、悩む…。

セクハラ問題に興味を持てるか?

自分が適任なのだろうか?

セクハラとは無縁の男性で、KYと言われるマイペースな僕。セクハラ問題にはリアリティがない。自分の興味のない社会問題に関わるべきなのか?モヤモヤしていたので、そのまま質問メールをぶつけてみた。

セクハラ被害者の支援団体をサポートするのであれば、もっと繊細な人がPMをやったほうがいいんじゃないでしょうか?PMは女性のほうがいいと思うし、プロジェクト体制に、女性比率が少ないとも思います。(5人のうち女性が2人)

たしかこんな感じのメールを送った。

セクハラは女性が都合よく使う言葉のイメージがある

社会人1年目のとき、同僚が部長からセクハラにあってると聞いたので、女性社員に片っ端からヒアリングしたことがある。

でも、聞いてみたら、「ええ、それはどうなん…。」みたいなことが多かった。「肩をポンっと叩かれた。気持ちわるい。」「ネックレスがカワイイねと言われた。気持ち悪い。」「胸を見られてる気がした。」

嫌いな人が息を吸ってるだけでもセクハラと言いかねない感じだった。単に、その人のことが嫌いなだけやん、と思った。それ以来、女性がセクハラと言うと、「都合のいいことを言ってるんじゃないの?」っていうイメージがある…。

もちろん、深刻に悩んでいる女性もいた。でも、逆に、女性の立場をうまく利用して、したたかにポジションを築いている女性もいた。部長と不倫してる女性は、部長とのやり取りメールをみんなに転送していた。「あなたのモラルはどうなのよ?」と思った。

もし、NPO団体にヒアリングして、納得いかない現状だったら、反論してしまいそう…。

世の中は弱肉強食。弱い人種は絶滅する。だから強くならないといけない。

こういう考えが僕の大前提。弱い人を助けても根本的な問題は解決しない。そんな考えのヤツがPMをやるべきか?

サービスグラントからの返信

最後まで葛藤した。ずっとモヤモヤしてたが、僕が送ったメールにサービスグラントから返信が帰ってきた。

男性が関心がないのが問題なのです。男性がチームに入ることは了承してもらっています。ぜひ、PMとしてやってください。

確かにそうかも。

関心のない問題を解決できるのか?分からないけど、関心ないから取り組んでみる。それもアリかもしれない。

メンバーと会って、NPOと会って、温度差があったら辞退しよう。そう思って、「がんばります!」とサービスグラントに返信した。

現在のWEBサイト

NPOじゅむのウェブサイト

フレーム使用、テーブルコーディング。昔ながらのWEBサイトだ。