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ファシリテーター養成講座に参加!自己尊重トレーニング、怒りを理解し、対処する!

ファシリテータ養成講座の高山直子

中間報告で燃え尽きました…。しかし、ファシリテーター養成講座に参加しました。

高山直子さんのファシリテーター養成講座は全3回

  1. 短所を長所に変える
  2. ストレスを理解する
  3. 怒りを理解し、対処する

第2回はお休みしてしまったので、今回が最終回…。中間報告からもう1ヶ月半ぐらい経ってます。早い。

今回は、「怒り」という感情をコントロールするのではなく、「怒り」の後の行動をコントロールする方法を学びます。喜怒哀楽の1つの「怒り」の感情が生まれるのは自然なことという考え方です。

高山直子のファシリテーター養成講座の流れ

ファシリテータ養成講座の高山直子
ファシリテーター 高山直子

ファシリテーター養成講座は、朝10時から17時まで。3部構成になっています。それぞれが2時間ぐらい。

第1部

高山直子さんをファシリテーターとして、実際この講座を受けて体験します。

第2部

ファシリテーターとして注意するポイントが講座で解説されます。

第3部

受講者が実際ファシリテーターとして実践してみます。

ワークショップでは、自分の怒りのパターンを分析します。感情について論理的に考えたことはなかったので、発見だらけでした。

僕は、一回カチンとくると、しばらく怒ってます。寝ると忘れるので、怒っている時は寝ます。

ここでは、その怒りの元凶は何だったのか、パターンはないのか、怒りの前兆にサインはなかったのかグループワークで考えます。

右のコメカミがプチンと来る人や、動悸が激しくなる人などいろんな意見が出ました。

自分の怒りのパターンを知る

僕の怒りのパターンは2種類あって、1つは、「攻撃されたとき。」もう1つは、「どんなに言っても伝わらないとき」、というのが書き出すことで分かりました。

怒りを生む感情は、人それぞれだけど、僕の場合は「悲しさ」「悔しさ」「寂しさ」「もどかしさ」などです。そういう感情を事前にキャッチして、自分がハッピーになるような行動をしよう、というのがこのワークショップの趣旨です。

怒った後の、自分の行動を箇条書きに書き出します。そして、その行動がハッピーに繋がるか、自己嫌悪に陥るかという観点で、2つに分けます。自己嫌悪に陥らない行動パターンを常に意識して、「怒り」の前兆を感じたら、その行動を意識しようというわけです。

怒りを理解し、対処する自己尊重トレーニング講座のシート

衝突を避ける会話の仕方など、いろいろなヒントを教えてもらえます。コミュニケーションに役立つ情報がたくさんありました。

じょむの講座が人気なのは日常生活でも使えるからなんでしょう。

結論だけを伝えてはダメ

すごく腑に落ちたことがたくさんありました。人はどんなに正しいことを言われても、本人が納得しないと納得しない。

ある人に言われても納得いかないけど、別の人に同じことを言われたら納得できた経験って誰にでもあるんじゃないでしょうか。

それは、発言する人によって違うと今まで考えてましたが、他にも理由があったようです。物事の理解プロセスは人それぞれです。結論がどんなに正しくても結論だけでは響かない人がいます。その人の理解プロセスに合わせて、結論まで持っていかないとスッと頭に入らない。

勉強しない子供がいたとします。本人もそれは自覚してて、ダメだなあと思っていても、親に頭ごなしに、勉強しろ!と言われれば、反発するかもしれません。勉強したほうがいいよと言っても多分伝わらない。僕は言われたら、勉強しない子供でした。

(もちろんうまくいく場合もあると思いますが…。)

これは内容は正しくても、結論だけを言ってるからです。カウンセラーはいつでもヒアリングから入ります。なぜ勉強しないのか、本人がどう考えているのか聞き出します。そして、本人が勉強しようという「行動」を引き出します。

自分の結論を言わないんですね。

高山直子さんは結論を言わない

カウンセラーの高山直子さんはそれをNon-Judgmentalと言います。こういうコミュニケーションが出来ると楽だと思います。僕は全然できないから、特にそう思います。できる必要があるのかどうかは分からないけど、できたほうが衝突は減らせるでしょうね。

これでも昔に比べると大分マシにはなりましたが…。僕はすぐに自分の意見や結論を言うタイプで、えっ、なんで分からんの?と考えてしまいます。

じょむの講座に参加すると、コミュニケーションについてすごく考えさせられます。自分が繊細なコミュニケーションをするようになるのか分からないけど、全然見えてないことを具体的に解説してくれるのはタメになります。

人は結論だけ提示されると、カチンときて反発しますが、人には結論だけ言いがちです。これは参加者みんなが、なるほど。という反応していたことからも感じ取れました。

価値観が同じなら、結論ありきのコミュニケーションでも成り立つのでしょう。だけど、世の中は自分とは全く違う考え方の人もいます。価値観が違う人にも、丁寧なコミュニケーションができれば衝突は減るのかもしれません。

腑に落ちるプロセスにはステップが必要

この話を聞いてるときに、AIDMAも同じだなと思いました。信頼関係を作ったり円滑なコミュニケションをするにはステップを踏んだほうがいい。

ちなみに、AIDMAは広告でよく使われる消費者の購買プロセスです。ウェブ以降はAISASと呼ばれ、コンバージョンが測定できるActionやShareばかりがクローズアップされがちですが、その前段階も大切です。必要なステップを意識したほうがいいですね。いろいろ考えさせられる講座でした。

このファシリテーター養成講座では、今回のような講座を自分で開催することを目的としています。

人をエンパワーするという表現の仕方をするのですが、自分も周りもエンパワーできれば素晴らしいですね。